日本アンテナの希望退職の内容
📅 このニュースは2022年3月28日に発表されました。
東証スタンダード上場のアンテナ大手・日本アンテナは、2月3日付で公表していた希望退職者の募集に36名が応募したことを明らかにした。
対象となったのは、満年齢55歳以上かつ勤続３年以上の管理職、および満年齢50歳以上かつ勤続３年以上の一般職。
今回の希望退職に伴う割増退職金などの費用として、3億1300万円の特別損失を計上予定。
日本アンテナの希望退職は2017年以来2回目。
>>日本アンテナの発表内容を確認する
| 対象者 | ・2022年４月30日現在で満年齢55歳以上かつ勤続３年以上の管理職 ・2022年４月30日現在で満年齢50歳以上かつ勤続３年以上の一般職 |
| 募集人数 | 50名程度 |
| 応募人数 | 36名 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は約869万円 |
| 募集期間 | 2022年２月９日から2022年３月11日まで |
| 退職日 | 2022年4月30日 |
| 優遇内容 | ・会社都合退職金に加え、割増退職金を支給 ・希望者に対しては再就職支援を実施 |
- 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は約869万円
- 日本アンテナの希望退職は2017年以来2回目
過去の希望退職データ
日本アンテナは2017年にも希望退職者を募集しています。
その時の優遇条件は今回と同条件で、下記の通り。
- 会社都合退職金に加え、割増退職金を支給
- 希望者に対しては再就職支援を実施
| 募集人数 | 応募人数 | 1人当たり費用 | 募集範囲 | |
|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 40名 | 60名 | 850万円 | 日本アンテナ株式会社 |
| 2022年2月 | 50名 | 36名 | 869万円 | ・満年齢55歳以上かつ勤続３年以上の管理職 ・満年齢50歳以上かつ勤続３年以上の一般職 |
この費用の中には再就職支援会社の利用料（50～100万円程度）なども含まれます。
また、年齢やランクなどによる支給額の差もあるため、実際に退職者が手にした割増退職金の額とは違いがある点、注意が必要です。
日本アンテナの企業情報
日本アンテナは東証スタンダード上場の通信・放送用アンテナの製造販売大手。
テレビアンテナの国内シェアは業界3位。
株式交換でエレコム傘下入りし、上場廃止予定。
| 企業名 | 日本アンテナ株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都荒川区西尾久７－４９－８ |
| 業種分類 | 電気機器 |
| 設立年月日 | 1953年11月20日 |
| 市場名 | 東証スタンダード【6930】 |
| 従業員数（単独） | 319人 |
| 従業員数（連結） | 320人 |
| 平均年齢 | 49.5歳 |
| 平均年収 | 6,040千円 |
※企業情報は2025年3月時点の四季報データを掲載しています。
