【2025年】早期希望退職募集企業の一覧と募集条件まとめ

早期退職関連

【2025年】早期希望退職募集企業の一覧と募集条件まとめ

本ページはプロモーションが含まれています

2025年に早期希望退職を募集した企業

2025年に入って希望退職制度の実施を公表した企業について、募集条件と実際の応募人数をまとめてみました。

希望退職を募集した企業一覧

社名募集人数募集期間退職日応募人数条件
リコー1,00024/10/1~2/283/31年齢・ジョブグレード・勤続年数等が所定の募集条件を満たす社員
ダイドー15024/12/21~1/203/31ダイドードリンコ(株):50歳~64歳
ダイドービバレッジサービス(株):55歳~64歳
第一生命1,0001/20~1/313/3150歳以上で勤務期間が15年以上の社員(出向者含む)
東邦亜鉛1602/3~3/213/25以降亜鉛精錬事業の従業員
IMAGICA1501/20~2/126/30IMAGICA Lab.のTVポストプロダクション事業に携わる社員、管理部門に所属する一部社員
ユーグレナ502/3~2/283/31全従業員

   

2024年の一覧はコチラ

  

希望退職・退職勧奨についての疑問

希望退職・退職勧奨は拒否できる?

希望退職も退職勧奨も、企業の経営方針の見直しなどにより人員整理をする際、実施される期間限定の退職制度です。
希望退職は退職を希望する人たちが自ら手を挙げるのを待っているのに対し、退職勧奨は企業が社員を指名して退職を勧めます。

どちらも整理解雇ほどの強制力はないため、退職したくない場合は拒否をして会社に残ることが可能です。

希望退職を実施する会社はヤバイ?

「希望退職や早期退職で1,000人削減!」などというニュースを見ると、このまま会社に残留してよいものか悩みますよね。
人員削減を行う会社=業績が悪い会社というわけではありません。

最近は企業が経済的に余力があるうちに将来に向けた組織の再編を目的として、希望退職などの人員削減を実施する場合が多いです。
こうした将来を見据えて経営黒字の間に行われるリストラを黒字リストラといいます
東京商工リサーチの調査によると、早期退職や希望退職を募集する企業のうち、約6割が黒字リストラとなっています。

一方、財務状況が厳しく、組織をスリム化して経営を立て直すために行われるのが赤字リストラです。
赤字リストラが行われる背景には、業績不振、需要低下、競争激化などがあります。
利益が見込めなくなった事業部門の縮小や撤退を余儀なくされることも少なくありません。
人員整理や工場の閉鎖が行われ、コスト削減を図ります。

会社に残っても大丈夫?

希望退職や早期退職などが公表されたら、まずは会社の経営状況を確認しましょう。
リストラを行うと、短期的には経営状況が悪化します。
これは不採算部門などの設備の処分代や、希望退職者への割増退職金などでお金がかかるためです。
また、人材の流出により、企業イメージが悪化する場合もあります。

その後は数年の時間をかけて業績が回復する場合が多く、調査によるとリストラを行った企業のうち6割程度は業績が回復します
焦って希望退職に応募せず、必ず経営状況を確認してから応募か残留かを決めるようにしましょう。

リストラ後の業績について 詳しくはコチラ

   

まとめ

最近はニュースでも度々「○○社が希望退職を実施」という記事が取り上げられています。
CMでもお馴染みの大企業が希望退職などのリストラを実施すると、「うちの会社も大丈夫かな?」と心配になっちゃいますよね。
2024年に続き、今年も多くの希望退職が実施される可能性が高いです。
働き方改革やジョブ型人事制度の導入などもあり、企業も従来組織の見直しに力を入れてきています。
「うちの会社は大丈夫」と安心せず、興味のあるスキルを獲得するために勉強したり、社会全体の経済状況に興味を持つようにするなど、少しずつ動き始めるようにしていきましょう。
 

同業他社の求人情報もチェックしてみよう

希望退職などの人員削減が行われると、本当は辞めたくないのに退職を迫られることもあります。
希望退職や早期退職を持ちかけられるのは大抵40代や50代、一番お金が必要な世代です。
割増退職金で多くのお金をもらえるとしても、できれば次の会社でも現職と同等か多い給料が欲しいものですよね。
希望退職が実施されたら、まずは同業他社の求人情報をチェックしてみましょう。
意外と同じような業務内容で年収アップしそうな求人が出てきますよ。

今時の転職活動は、転職サイトや転職エージェントの活用が必須です。
転職サイト・転職エージェントは登録無料です。
まずは、気軽に情報収集から始めてみましょう。

  

  

みんなが読んでいる記事

2024年 早期希望退職募集企業の一覧と募集条件 1

2024年は2023年に比べて早期希望退職を募集する企業が増加傾向にあります。報道に出ているのはほんの一部の大手企業のものだけで、実際は中小企業でも希望退職や退職勧奨を実施する企業は増えていくものと予 ...

40代以上の転職に強い!転職支援サイトと転職エージェント 2

転職は人生の大きな節目の一つであり、新しい環境でさらなるキャリアアップを目指す大切な機会です。しかし、転職活動には様々な課題が伴います。求人情報の収集、履歴書の作成、面接対策など、一人で全てをこなすの ...

希望退職・退職勧奨を拒否!会社に残ったらどうなる?残留した社員のその後 3

希望退職や退職勧奨などの人員整理が実施されると、声がけをされた社員はもちろん、それ以外の社員もいろいろなことを考えてしまいます。 このままこの会社に残りたい 退職への声がけを拒否してのいいのか? もし ...

-早期退職関連