富士通の早期退職募集の内容
📅 このニュースは2013年5月23日に発表されました。
電機大手の富士通は、3月28日付で公表していた早期退職制度に2,454名が応募したことを明らかにした。
対象者は以下の通り。
- 幹部社員(管理職)向け:6月30日現在50歳以上の幹部社員
- 半導体事業向け:富士通セミコンダクターおよび国内の富士通セミコンダクターグループに所属する従業員
幹部社員の応募が491名、半導体事業の社員の応募が1,963名で、合わせて2,454名となった。
今回の早期退職に伴う特別退職金などや再就職支援などの費用は不明。
不採算のシステムLSI事業はパナソニックと共同で新会社を設立し、事業を統合。
主力の三重工場は、台湾の半導体製造会社TSMCなどと設立する新会社への移管を検討している。
>>富士通の発表内容を確認する
対象者 | 6月30日現在50歳以上の幹部社員 |
募集人数 | 300名程度 |
応募人数 | 491名 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は不明 |
募集期間 | 2013年4月22日~2013年5月17日 |
退職日 | 2013年6月30日 |
優遇内容 | ・既存の転進制度を拡充して退職金の特別加算を実施 ・再就職支援会社を通じた再就職支援サービスも提供 |
対象者 | 富士通セミコンダクターおよび国内の富士通セミコンダクターグループに所属する従業員 |
募集人数 | 1,600名程度 |
応募人数 | 1,963名 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は不明 |
募集期間 | 2013年4月17日~2013年4月26日 |
退職日 | 2013年6月30日 |
優遇内容 | ・退職金に特別加算を実施 ・再就職支援会社を通じた再就職支援サービスを提供 |
- 早期退職制度に2,454名が応募
- 半導体事業の再編に関連して、グローバルで合計5,000人規模を削減
- これとは別に4500人を、新会社や事業譲渡に伴って転籍することも計画
富士通の企業情報
富士通は東証プライムおよび名証プレミア上場の総合電機メーカー兼総合ITベンダー。
ITサービス提供企業としては、国内シェア1位、世界10位(2022)の売上高。
コンサル機能を強化し、DX関連に注力。
企業名 | 富士通株式会社 |
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本社所在地 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 |
業種分類 | 電気機器 |
設立年月日 | 1949年5月 |
市場名 | 東証プライム、名証プレミア【6702】 |
従業員数(単独) | 34,850人 |
従業員数(連結) | 112,743人 |
平均年齢 | 43.1歳 |
平均年収 | 9,290千円 |
※企業情報は2025年3月時点の四季報データを掲載しています。