シャルレの早期退職の内容
📅 このニュースは2022年1月31日に発表されました。
東証スタンダード上場の女性下着商社・シャルレは、2021年12月14日付で公示していたセカンドキャリア選択支援制度に3名が応募したことを明らかにした。
対象となったのは50歳以上の社員および再雇用嘱託社員。
募集人数を定めずに実施し、社員2名・再雇用嘱託社員1名の合計3名が応募した。
今回の募集に伴って発生するセカンドキャリア選択支援金として800万円が計上されている。
シャルレは2021年1月にも同様の内容で早期退職を実施しており、前回は8人の応募があった。
>>シャルレの発表内容を確認する
対象者 | 2022年3月末時点で年齢が50歳以上の社員および再雇用嘱託社員 |
募集人数 | 定めていない |
応募人数 | 3人(うち1人は嘱託社員) 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は約267万円 |
募集期間 | 2021年12月20日から2022年1月12日 |
退職日 | 2022年3月31日 |
優遇内容 | ・所定の退職金に加えてセカンドキャリア選択支援金を支給 ・希望者には再就職支援会社を通じた再就職支援を行う |
- 1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は約267万円
- シャルレの早期退職募集は2021年1月以来2回目

今回のような恒常的に運用される早期退職制度は「自己都合退職扱い」になるため、注意が必要です。
過去の希望退職データ
シャルレは2021年1月にもセカンドキャリア選択支援制度による人員削減を行っています。
その時の優遇条件は今回と同様で、下記の通り。
- 定年扱いとして計算した退職金に加え、割増退職金を加算して支給
- 本人が希望した場合は民間職業紹介会社による再就職支援を行う
この時の希望退職では8人(うち2人が嘱託社員)が応募し、5,000万円を特別損失として計上しています。
この費用の中には再就職支援会社の利用料(50~100万円程度)なども含まれます。
また、年齢やランクなどによる支給額の差もあるため、実際に退職者が手にした割増退職金の額とは違いがある点、注意が必要です。
募集人数 | 応募人数 | 1人当たり費用 | 募集範囲 | |
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2021年1月 | 定めなし | 8名 | 625万円 | 50歳以上の社員および再雇用嘱託社員 |
2021年12月 | 定めなし | 3名 | 267万円 | 50歳以上の社員および再雇用嘱託社員 |
シャルレの企業情報
シャルレは東証スタンダード上場の婦人下着を中心とした衣料商社。
代理店や特約店、カタログ通販などを通じた女性インナーやアウター、化粧品訪販に強み。
企業名 | 株式会社シャルレ |
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本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区港島中町7-7-1 |
業種分類 | 卸売業 |
設立年月日 | 1975年11月19日 |
市場名 | 東証スタンダード【9885】 |
従業員数(単独) | 205人 |
従業員数(連結) | 223人 |
平均年齢 | 46.7歳 |
平均年収 | 6,240千円 |
※企業情報は2025年3月時点の四季報データを掲載しています。