2025/3/4：武田薬品の希望退職募集結果　680名が応募

武田薬品の希望退職の内容

募集内容

東証プライム上場の医薬品大手・武田薬品工業は、2024年10月に公示したフューチャー・キャリア・プログラムについて、合計で約680名が応募したことを明らかにした。

今回の希望退職は、ジャパン ファーマ ビジネス ユニット（JPBU）および日本の研究開発（R&D）組織の事業運営体制の変更に伴うもので、JPBUから約570名、日本のR&D組織から約110名の応募があった。

武田薬品は利益率が低迷する中、全社的に構造改革を進めている。
25年3月期は構造改革費用として1281億円を計上した。
開発品の絞り込みや人員削減などの効率化により、これまでに年換算で約2000億円のコスト削減を進めたという。

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• ジャパン ファーマ ビジネス ユニットおよび日本の研究開発組織から約680名が応募
• 武田薬品の人員削減は2020年以来
• 前回と今回の人員削減で、多くのMR（医薬情報担当者）が退職したとみられる

武田薬品の過去の希望退職データ

武田薬品は2020年8月にも希望退職による人員削減を実施しています。
今回の募集が2度目となりますが、前回は国内ビジネス部門に所属する30歳以上かつ勤続3年以上の社員が対象だったのに対し、今回は年齢制限がなくなっています。

武田薬品の企業情報

日本の医薬品企業（製薬メーカー）での売上高は1位であり、世界売上でみても上位１０強入りする大手医薬品メーカー。
がん、中枢神経、消化器、希少疾患等などの薬品を主力製品とする。