シャープの早期退職の内容
📅 このニュースは2023年8月18日に発表されました。
東証プライム上場の電機大手・シャープは、5月から管理職向けに導入した早期退職制度を拡大し、対象を55歳以上の一般社員にも広げることが分かった。
- 対象は55歳以上かつ勤続10年以上の一般社員
- 退職金に12か月分の給与を加算
- 60歳以上の再雇用社員も対象で、特別慰労金を支給
背景には、液晶事業の不振による業績悪化があり、構造改革の一環として早期退職を促す狙い。
制度の目的は「人員削減ではなく、社員の自律的なキャリア形成支援」と説明されている。
親会社の鴻海(ホンハイ)も経営改善を強く求めており、2026年3月期には黒字転換(100億円)を目指す方針。
▶ 産経新聞の報道をみる

2025年6月時点で、募集結果などの続報は発表されていません。
シャープの企業情報
東証プライム上場の大手電機メーカー。
テレビ、液晶パネル、白物家電など展開。
2016年に台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)が3分の2弱の株式を取得し、子会社となった。
企業名 | シャープ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 大阪府堺市堺区匠町1番地 |
業種分類 | 電気機器 |
設立年月日 | 1935年5月2日 |
市場名 | 東証プライム 【6753】 |
従業員数(単独) | 5,636人 |
従業員数(連結) | 40,123人 |
平均年齢 | 45.3歳 |
平均年収 | 7,530千円 |
※企業情報は2025年3月時点の四季報データを掲載しています。