2025/2/18：ユーグレナの希望退職募集結果　58名が応募

ユーグレナの希望退職の内容

東証プライム上場の健康食品販売のユーグレナは、1月8日付で公示していた希望退職に58名が応募したことを明らかにした。
対象となったのは全従業員で、想定を上回る応募者数となったため、募集期間を2月28日から2月17日へ短縮して募集を終了した。

ユーグレナはミドリムシを使った健康食品や化粧品の販売、バイオ燃料事業などを手がける。
18年9月期以降、バイオ燃料への投資がかさみ、最終赤字が続いている。
売上高の半分以上を21年に買収したキューサイが占めており、人員を整理してバイオ燃料事業などの成長を急ぐ。

>>ユーグレナの発表内容を確認する

• 58名が応募、1人あたりの割増退職金および再就職支援費用は約448万円
• 想定より多い応募者が集まったため、前倒しで募集を終了
• 2021年に子会社・キューサイでも希望退職を実施

ユーグレナの企業情報

藻類の一種であるミドリムシ（学名：ユーグレナ）を中心とした微細藻類に関する研究開発、生産管理・品質管理、関連商品の製造・販売などを手掛ける。
健康食品や化粧品の製造・販売を行う傍ら、ミドリムシ由来のバイオディーゼル燃料やバイオジェット燃料などの研究開発にも意欲的。

2021年にコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスからキューサイを買収し、子会社化した。